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2009年08月22日

愛犬家?


45年ほど前に亡くなりました父の事は

鉄砲を担ぎ、犬を連れて猟に行く姿しか思い浮かばない とは

前回に述べましたが、鉄砲もそうですが、犬に対する気持ちは

強烈 なものが有りました。




可愛い二頭の米系ポインターの子犬です。
一方は関東から、かたや四国から来ました。
生後45日ほどです。



生後40~45日で買って参りますが、4~5ヶ月飼育しまして

その子犬に素質がないと見るとすぐに人に上げてしまいます。


これは本来のハンターの執念で、 「良い犬を持たねば!」

からきております。 同時に飼育出来る頭数に制限が有りますから

もし駄目な犬だとしますと10年は飼わなくてはなりません。

それが死んで、はじめて次の犬を入れるとしますと 一生で何頭の

良い犬に当たるかの確立が低くなる
 訳です。


幼少の私は子犬が入舎するたびに、自分なりに名前を付けて

可愛がっておりましたが、ある日突然、気が付くとおりません。

父が 素質が無いので見切りを付けて人にあげて しまったのです。

子供ながらには理解は出来ますが、やはり悲しいので

もう子犬はやめて出来上がった犬を購入すればいい」

何時もそう思ってはおりましたが、決して父は愛犬家でないと

いう事はなく、大変な愛犬家 でした。


これに関しましては次回に書きたいと思います。




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Posted by 旅の途中 at 09:02Comments(0)よもやま話

2009年08月22日

親不孝、子不幸


幼少時に母を亡くしてからオヤジとの

長い二人暮らしでしたが、この頃のオヤジのイメージは

常にポインターを二頭、両手に持ち、ガンケースを肩に掛けて

猟に出かける姿しか有りませんでした。





いやー若い頃ですなァー、アントニオ古賀では
有りません。30年ほど前の小生です。



別に寂しくも感じませんでしたが有る意味、寂しさという感情が

無かったのではないか?
 などど思い出されます。

自分の事ながら少し 「可愛そうだな」 などと、恥ずかしいですが

自分も子供を育てたこの歳になって感じる訳です。

しかし血は引くもので、私の年子の娘二人が共に幼稚園に通う頃

先生がウチのカミさんに

「何時ものお絵描きの時間に描かれた絵を見ますと二人とも
同じような絵を描いておられますね。 何の絵?と聞くと二人で
嘴を揃える様に、お父さん!と言われます。
犬を二匹連れられて肩から鉄砲をぶら下げている絵ですよ」


カミさんから聞きまして、

「あー、自分も親父と一緒で、何も子供にかまってやれてないのじゃ
ないか? 娘二人はひょっとしてあの時の自分なのかな」


私が30歳の頃にそう思いましたが、この歳になってもう一つ

気付いた事は、

「親父の親父もそうだったんじゃないか? だから親父もその調子で
生きていたのだろうな」


しかし私は子供に教えられて気が付きましたが、私は親父に何も

気付かせる事はなかった・・  いや、もしかして親父の方が

気が付かなかっただけなのか?

子供の頃の私の心、娘たちの子供の頃の心・・・

親父になった頃の私と、私を育ててくれたた頃の親父・・・


少年の頃に親父も亡くなりまして、両親に親孝行は出来ませんが、

一度でいいから 親不孝 なるものをして見たかったです。

いい年をして恥ずかしいですが。






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Posted by 旅の途中 at 00:02Comments(0)よもやま話