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2009年11月20日

先輩


趣味や習い事は自己満足では駄目と

以前に述べましたが、やはりそれによって

高まらなければならない様です。





35年のご好誼を頂いておりますF氏です。穏やかな紳士ですが、
猟場を歩かれ、その前を御愛犬のセターが嬉しそうに
狩っている姿を後ろから拝見しますと
35年前のお姿のままです。



私も狩猟と言う趣味の中で好誼を得た方々から

頂いた言葉の一つ一つを今でも大事に思っております。


決して何時も、仕事を残しては絶対に遊びに行かないという

F氏はよく、

「貧すれば鈍する、 と言いますが、私は何時も一生懸命に
仕事をしておりますが、中々思うような利益など有りません。
それで貧乏になるのは何も怖くは有りませんが、その為に
人としての当たり前の付き合いが出来なかったり、
しなければならない事も出来なかったりなってしまうのは
怖いです。これが鈍になるという事です」


こうおっしゃってくださいましたが、そうですね。

鈍は野暮より始末が悪いです。


私が頑張って来られたのも、こう言う先輩の一言に

エネルギーを搾り出したのでしょうね・・








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京都紫野厨器特販
〒 603-8303
  京都市北区紫野十二坊町 8-31
TEL  075-417-2714
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Posted by 旅の途中 at 21:02Comments(0)厨房機器の話

2009年11月20日

開発


毎年の事ですが、狩猟の解禁になりまして

今まで通った猟場に参りますと


宅地造成されて、家がたっておりましたり、

大きな工場が建設中と言う事が有ります。





まわりは広く、なにも無い昔からの
馴染んだ良い猟場でしたが、ご覧の様に
宅地開発の看板が立ちました。私も猟犬も
「お前達は一体、何処へ行くんだ」と雉たちに問いかけます。



猟場が無くなれば、我々の場合は他を探したり

もっと僻地に行けば良いのですが、

そこに住む鳥獣はどうなるのでしょうか?


獣の場合もさることながら、雉などでも

自分のテリトリーで生活しております。



雄雉などは自分の縄張りを守る為に命懸けで


他の雄雉と闘います。



余談ですが、昔の雉猟の中では

軍鶏を持って歩き、雄雉を見つけますと軍鶏を放します。

軍鶏は喧嘩鳥ですから一目散に雄雉に向かって行きます。

雉も自分の縄張りに入ってくる者に対しましては

必死に戦います。

軍鶏も雉も色が少し似ているので、両者ともに

相手が自分と一緒の鳥と思って戦う訳ですが、

さすがに喧嘩鳥の軍鶏が勝ちます。


そして立ち上がれなくなった雉を狩人が獲物とする訳です。


今ではその様な猟をするフィールドも有りませんが、

色々な猟の文化も年々なくなって参ります。


決して日本人は農耕文化だけでは



なかったのですが・・・









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Posted by 旅の途中 at 09:02Comments(0)鉄砲撃ちの話