京都の厨房機器屋オヤジの日記

猟友とは、命を預けた猟仲間の事と

前回に述べましたが今回京都府下で、悲しい事故が有りました。


増えすぎた鹿の有害駆除を京都府より依頼されまして、

地元の狩猟家が数人で山に入られ、一人が鹿と間違って

猟友を撃ってしまわれたのです。




朝一番のミーティングで
「今日も安全猟でいこうなァ～」　と
声掛けしております私共です。


その現場から警察と救急車の手配をしてくると言い残されて

一人で山を下りられましたが、連絡を終えられた直後

自分の銃でその場で自殺されました。


この様な事は今日まで沢山有る事で、

猟友を撃ってしまったショックと自責の念でこの様な

行動をとられたのですが、悲しい事の連鎖です。


今回はそれに加えて後日談が有り、

数日経たずに事故を起こされた方の奥様までが自殺され、

撃たれて死亡された狩猟家の方の息子さんまでが

自殺をされました・・・


嗚呼！何故、　そこまで・・　何故なんでしょう？


共に府の依頼を快く受け、大いに注意を払われての出猟で

起こってしまった事故ですが、

命を預けた者同士の律儀と言えばあまりにも悲しい事・・・

何とかならんのでしょうか？

ただただ、ご冥福をお祈りするのみです。