京都の厨房機器屋オヤジの日記

全国のユーザー様への当日の出荷品・・・

以前の様に在庫品は持ちません。

これでやっと楽になりました。

昔はユーザー様のご注文にすぐに応じられます様に

在庫を抱えておりましたが、運転資金が大変でした。

今はご注文を頂きましてからメーカー発注です。

製造工場よりラインを出ましたばかりの商品を

メーカー出荷部より直送しておりますが、昔と違って

二日も有れば東京や福岡くらいなら二日でお届け出来ます。

在庫を持つ必要も有りません。


この様な色々なシステムを構築しますのにも１０年かかりました。

それでも不思議なのは、日本全国のユーザー様へ商品を

直送します際は仕方の無いことかも知れませんが、

販売店たる弊店に納入されます場合でも、製造工場よりの

送料をメーカーは請求して参ります。

昔からの因習的なものか、はたまた重量物のせいか・・・

不思議な事です。　




倉庫も縮小出来て省エネです


しかし、ユーザー様への送料は弊店負担で配送しておりますが、

販売店宛に配送します商品くらいは無料にならないのでしょうかね？


確かに２００Kgほど有る商品も沢山有りますから弊店の様に

負担するのは大変とは思いますが、企業の努力でなんとかなりませんか？

私共の様な者でも頑張って利益を圧縮しまして、高額な配送費を、

営業施策としまして日本全国のユーザー様への送料を

弊店負担で頑張っております。

でも、重量物の配送費は本当に高いんですよ・・・























  

普通の冷蔵庫で三日間、お肉をノンラップで収納しますと重量目減り率は
８６，６％,恒温高湿庫ならその目減り率は９８，７％に抑えます（タテ型）

今回は 恒温高湿庫 （冷蔵庫）の巻です。

冷蔵庫に野菜やお肉、魚などを入れますと

なぜ、萎れたり乾燥したりするのでしょう？

液体が気体に変わると熱を取る、冷やす法則です。

このために庫内が冷えると湿気が失われます。

通常冷蔵庫の庫内湿度は約６０％です。ここに

水分が約９０％の野菜を入れておきますと乾燥して

萎れてしまうのは当たり前です。

お肉でも魚でも調理されたもの全てがそうです。




普通の冷蔵庫に野菜を三日間、ノンラップ収納しますと重量目減り率は
７９，９％、恒温高湿庫なら同じく８９，７％の違いです（台下タイプ）


ここで 恒温高湿冷蔵庫 が活躍します。

庫内湿度は８５～９０％有り、温度も一定で無風です。

おまけに庫内中心温度は＋2℃で、ラップもせずに収納出来ます。

開店時間まえのアイドルタイムに刺身の船盛や盛り付けした料理を

そのままノンラップで保管出来ます。

作り置きでローコスト、作業効率はアップと良い事ずくめです。

あとはお客様のために、美味しい料理を作るだけです。

その為だけにエネルギーをお使い下さい。