京都の厨房機器屋オヤジの日記

先日に、大手の家電量販店から電話が有り、

「うちのお客様で、商売に使われている製氷器が壊れて、
困って来られたが、自分の所では扱ってないので対応して
上げてくれませんか？」

との事でした。

丁度この日は日曜日なんで、メーカーのサービス部門も

休みで連絡が取れずに困って、近所の家電量販店に

駆け込まれたのだろうと思い、

「判りました。電話を頂く様に仰って下さい」

すると、すぐに北山通りのレストラン様から連絡が有りました。




色々なサイズや能力の製氷器が有りますが、
フィルターの掃除は冷蔵庫や冷凍庫も同じです。
それにより、電気代もお安く、寿命も延び、良い氷も
出来まして、良い事づくめです。


「氷が出来なくなりまして、今有る氷も溶け出してます。
たまに氷は出来るみたいですが、大きさが１/４しか有りません」

すぐに参りましたが仰せの通りです。

電源は入っておりまして、コンプレッサーはブンブン回ってます。

しかし氷にならなければならない水が、排水口から流れ出てます。

一旦電源を落としまして色々と点検しますと、防塵フィルターが

埃で詰まってました。

ご使用の氷が店舗だけでなく、厨房でも大量に使われます為に

製氷能力を超えた使用になっておりました。

ほとんど休み無く製氷しておりますので、コンプレッサーが熱を持ちます。


そのコンプレッサーを冷やす為にファンが有りますが、

そこに埃がつまって風が来ないのです。

１時間ほど休ませました際にフィルターを掃除しました。

電源ＯＮで綺麗な氷がドンドンと落ちて参ります。

「また調子が悪くなる様でしたらお電話下さい。明日でしたら
メーカーサービスも動いておりますので出張させます」

と、申し上げておきましたが、ご連絡がないという事は、

ただのフィルターの


目詰まりだけだった様ですね・・・





























  

福井県の国道８号線から日野川の

明治橋を西に渡りますと　「佐野温泉」　が有ります。

昔からの良い雉猟場ですが、宿は一軒しか有りません。

他にもあるのか判りませんが、釣り人や旅行者、ハンターと

お客様は様々です。




佐野温泉近辺は山や川、谷に平場と、日本の
狩猟フィールドのすべての原点が揃った猟場です。
可愛いポインターの子犬が、当地の狡猾な野生雉に揉まれて
類稀なる秀逸な猟犬に育ちます。
お互いに何代も前からの好敵手です。


近辺では芦原温泉なども有りますが、佐野温泉は

良きも悪しきも本当に鄙びた温泉郷です。


それでも昔から比べますと家が増えたりしておりますが、

近辺は中々牧歌的で、昔ほどでは有りませんが、

野生雉などが　「ケーン、ケーン」　と鳴いております。

昔に相対峙した雉の何代目かの子孫でしょう。



この素晴らしいスタイルのポインターは胴長で、
きっと長距離、長時間のフリー・フォー・オールタイプの秀犬です。
メジャー・レキシントン・ボーイなどの末裔でしょうな。



こちらもその頃の猟犬の何代目かの子孫で

因縁の対決を！と勇んでおりますが、

変わらないメンバーは私だけです。

あの頃の雉や、猟犬が一緒になって、どこかで

このオールド・ハンターを見てくれているのでしょうか？


待ってろよ、　必ず行くから・・・