♪思い込んだら命懸け~♪
弊店のHPで
{ 徒然なるままに } と言うコーナーを設け、
勝手な事を書いてはおりますが、本日の京都新聞を読んで
大いに笑ってしまいました。
レインコートも通す様な大雨の後に山から
下りて参りましたが、何も獲れず、山の水と風、空気と神に
挨拶だけはして参りました。これは宗教ではなく、
自然への畏敬と狩猟者としての思い込みです。
身内に京都新聞に在職しておりました者がいて、我が家は
昔から京都新聞を購読しておりますが、ローカル新聞の割には
内容は中々充実しております。
内容は、
兼好法師の「徒然草」を松村栄子先生が読みやすく解説 を
されておられるのですが、
本日の152段がとても面白かったのです。
恐縮ながら抜粋しますと、
西大寺の静然上人が、腰は曲がり、眉も白く、いかにも徳を
積み重ねたといった様子で宮中へ参られたのを、西園寺の
実衡(さねひら)内大臣が 「ああ尊いお姿だ」 と拝みそうな
気配だったので、日野資朝卿(すけともきょう)はこれを見て
「歳をとっているだけですよ」 とおっしゃった。 後日、むく犬の
ひどく老いさらばえ、ところどころ毛の抜けているのを内大臣の
所へ引いて行かせ、「尊い姿の犬でございます」と一言添えて
差し上げたそうだ。
以上なのですが、
自分の勝手な思い込みからつまらぬものを崇めた
人を揶揄している のですが、
何故 この日野資朝卿はわざわざ
老いた犬を連れて行ったのでしょうね? きっとこの犬は、ワラで編んだ
荒縄で括られてトボトボと歩いておったのでしょうね。
この人のする事とロケーションが面白いのですが、こんな行動をする
エネルギーは何処から生まれてくる のでしょうな。
日野資朝卿の往年は、倒幕を企てた罪で佐渡に流され、死罪になった
と書かれて有りましたが、
なるほどと言いえて妙な所が有ります。
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