秋の彼岸の墓参り

旅の途中

2009年09月23日 20:02


昨日に、カミさんと一緒に義父と義母の墓参りに参りましたが、

その夜は勝手に足洗いとばかりに、何時もの店に飲みに行きました。

常連のこうチャンが、 「近くでいいネ! 遠方なら泊りがけだな」


私が、 「こうチャンは、お墓は遠いの?」

「ワシは隣がお寺で、墓もここや、 八ッハッハ、楽やろ」




猟場も雪に埋まりますと、お墓の周りの草を
雉が食べに参ります。



ママが、 「私は行くお墓がないさかいに気楽でええわ」

こうチャンが、 「ママは一人や言うてたけど、結婚もしなかったん」

「そうやで、親のお墓も兄が見てるわ、気楽言うても寂しいもんやな」


私が、 「でもママ、何年か前に墓参りに行ったので、店を開ける
のが今日は遅くなった」 なんて言うてた事が有ったね。


こうチャンが、 「誰の墓参りや? ママ」

ママが、 「私でも好きになった人の一人や二人はいはるで」

懲りずに、こうチャンが 「所帯持ちやったんか? 亡くならはったんか?」

「相手が亡くなったら一緒になれるかな?とも思うたけど、
本人が先に死んでしまわはったわ。  フッフフ・・・冗談やでェ」



私が、 「それからずっとお一人ですか?」

「そんなん、よー知ったはるやろ~」

こうチャンが、 「お墓参りはずっと行ってるの?」

「ずっとやで」


こうチャン曰く、都都逸でな
「人に言えない縁有る方の、秋の彼岸の墓参り」 ってーのが有るけどな。

私が、 「オッ、粋だね」

ママが、 「もー、二人とも! ビール飲む?」

ハイ・・・







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