猟友のパピー(幼犬)と
ブーツを忘れて立ち往生!
毎年三ヶ月間だけが
狩猟期間です。
おもに鳥撃ちは北陸方面に出猟です。
雉や鴨を狩猟しますが、ポインターやセターを
使役しましての猟です。
ポインターは性格が明るく、ダイナミックな猟をします。
また、セターはおとなしく、しっくりした内容の猟です。
どちらも一長一短で、使うハンターの好みです。
両犬とも生後一歳半までは
パピーと呼ばれ、二歳半までは
ダービーと名乗り、あとは死ぬまで
オールエイジ犬と区別され、
その歳年に依って求められる猟芸が異なります。
パピーの間は持って生まれた性能と将来性を見ます。
それにパスしてダービーに上がれれば、豊かな協調性や
強い両欲、気力を磨かれます。
そして一犬前のシューティング・ドッグやガン・ドッグになります。
上の写真の白オレンジ柄のポインターはまだパピーですが、
一度、雉を噛まして見るとどう変化するだろうと、少々早いが
猟場に連れ出しました。
でも心配をさることながら、中々の将来性と持って生まれた
猟に対する強い意志を見せ付けてくれました。
私の猟仲間の中では一番のルーキーの所有犬でしたが
可哀想に、ダービーになってすぐ、暑い夏の運動中に
熱中症で亡くしました。
不幸な事に付近に水が無かった事に加え、ペース配分を
覚える前の年齢だったのと、強い猟欲で遠走りして
ハンドラー(犬に指示をあたえる者)から離れ過ぎておりまので
歩態の変化に気付かないままで、手遅れでの発見でした。
猟犬の寿命はせいぜい10年、強烈に体力を使うからです。
でも猟場で活躍出来ますのは8歳くらいのものです。
儚いものですから後を大事にしてやる事が一番です。
二枚目の写真は猟場に着いて 「さあ行こうか!」 と張り切って
ブーツを探すとありません! 家に忘れて来たのです。
昨日に買ったばかりの靴を履いておりましたので
「今日は車から降りずに一日中、友人の猟を鑑賞してやろう」
そう決めたのですが、やはり辛抱出来ずに靴のまま一分ほど
歩きましたらもう泥だらけです。
あとはヤケクソで一日中歩き回っておりましたが、泥が入るのは
仕方の無い事ですが、雪が入ってその冷たい事冷たい事、
これまでに靴を買って一日で処分したのは初めての事でした。
歳は取りたくないものです。
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