厨房屋のオヤジと猟、その二

旅の途中

2014年01月03日 22:47


 「雨が降ったり、猟場のロケーションが雪の
場合などは家で愛狗の頭を撫でながら
愛銃の手入れをし、旨いコーヒーを飲んで
読書でもしている様に・・」



「雉も雨に濡れるのが嫌でジッとしているから
臭いが摂れないので愛狗の猟芸が荒れる。
また、よく訓練された狗と、野生雉の五分五分の
勝負が出来ないのでフェアーじゃない・・」



小生の師匠は何時もこの様な調子ですから

一般にはよく誤解された方で、何を偉そうに


言ってるんだなどと非難もされましたが、

言葉が足らなかっただけで人間としても、


男同士の信頼もおける人物でした。



 「スケールの小さい男になってはいけません。
それは狩猟家には似合わない事です」

師匠の言葉ですが、残念ながら小生には
難しかった様です・・




頑張って、頑張って仕事をして、狗や自分の

コンディションさえ良ければ青い空の下で


何時でも出猟出来る様な人間になれ!

この様な哲学だったのでしょう



父とは早くに死に別れておりました自分には

中々のインパクトでした。







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