噛んだド~!
猟犬の訓練の過程では、よく
「噛ます」 と言う言葉を使います。
内容はそのままで、
撃った鳥を回収したり銜えさせたり、
とりあえず歯を立てると言うことなのです。
猟場で撃った雄雉を初めて噛んだパピー(幼犬)です。
白リバーの米系ポインター牡で、生後14ヶ月程です。
「ボチボチ噛ましてやる時期が来たかな?」 とか
「犬が荒れている様だからひとつ噛まして見るか」 と言った調子です。
ハンターは
撃って落として回収すれば、ゲームを手の内に入れ、
「獲ったぞー!」 と言う事になりますが、猟犬が「 獲った」 と
感じますのは
銜えて初めてその気になります。
その感激と言うか、今までの過酷な訓練の
「 答え」 を出して
やりますのが、獲物を噛むと言う事なのです。
一見残酷に見えたり、聞こえたりしますが、猟犬には手が有りません。
ハンターが獲物を手にとって満足する様に、猟犬は口で銜える事が
手に持つ事と同じなのだと言うふうにご理解頂きたいと思います。
獲物を初めて噛んだ(持った)時の若犬の恍惚の表情を見ますと
一緒に訓練をしてきましたオーナーも至福のひと時です。
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