ローハイド
猟場を闊歩する際は
茨に引っ掛けたり、霜に濡れない様に
昔風で言うローハイドを履きます。
カウボーイやガウチョが乗馬の際にズボンの上から
履くもので、埃や泥よけのような物です。
円熟した成犬と猟をする事は至福の時間ですが、
子犬の訓練もまた楽しいものです。
ルーキーが連れて参りました米系の
ポインターの幼犬です。
これが結構温かく、まだ秋口の猟などでは汗をかきますが、
冬の猟になりますと無くてはならない物になります。
ピューピューと冬の冷たい風の吹く中で、マフラーをして、
グローブの中の手もブーツの足元も凍りながら、コートで暖を取り、
キャップを目深く被って震えながら歩いておりますと、
「アー、俺はこの様な遠いところまで来て一体何をしてるんだろう・・」
歳のせいか、最近はよくボヤキます。
牛に引かれて善光寺参りでは有りませんが、
猟犬が元気に前を狩っておりますと
辛いのも忘れてまた歩き出すのが
ハンターの執念でしょうか・・・
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