ローハイド

旅の途中

2009年11月05日 23:30


猟場を闊歩する際は

茨に引っ掛けたり、霜に濡れない様に

昔風で言うローハイドを履きます。



カウボーイやガウチョが乗馬の際にズボンの上から

履くもので、埃や泥よけのような物です。





円熟した成犬と猟をする事は至福の時間ですが、
子犬の訓練もまた楽しいものです。
ルーキーが連れて参りました米系の
ポインターの幼犬です。



これが結構温かく、まだ秋口の猟などでは汗をかきますが、

冬の猟になりますと無くてはならない物になります。


ピューピューと冬の冷たい風の吹く中で、マフラーをして、

グローブの中の手もブーツの足元も凍りながら、コートで暖を取り、

キャップを目深く被って震えながら歩いておりますと、


「アー、俺はこの様な遠いところまで来て一体何をしてるんだろう・・」

歳のせいか、最近はよくボヤキます。

牛に引かれて善光寺参りでは有りませんが、

猟犬が元気に前を狩っておりますと

辛いのも忘れてまた歩き出すのが



ハンターの執念でしょうか・・・









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