開発

旅の途中

2009年11月20日 09:02


毎年の事ですが、狩猟の解禁になりまして

今まで通った猟場に参りますと


宅地造成されて、家がたっておりましたり、

大きな工場が建設中と言う事が有ります。





まわりは広く、なにも無い昔からの
馴染んだ良い猟場でしたが、ご覧の様に
宅地開発の看板が立ちました。私も猟犬も
「お前達は一体、何処へ行くんだ」と雉たちに問いかけます。



猟場が無くなれば、我々の場合は他を探したり

もっと僻地に行けば良いのですが、

そこに住む鳥獣はどうなるのでしょうか?


獣の場合もさることながら、雉などでも

自分のテリトリーで生活しております。



雄雉などは自分の縄張りを守る為に命懸けで


他の雄雉と闘います。



余談ですが、昔の雉猟の中では

軍鶏を持って歩き、雄雉を見つけますと軍鶏を放します。

軍鶏は喧嘩鳥ですから一目散に雄雉に向かって行きます。

雉も自分の縄張りに入ってくる者に対しましては

必死に戦います。

軍鶏も雉も色が少し似ているので、両者ともに

相手が自分と一緒の鳥と思って戦う訳ですが、

さすがに喧嘩鳥の軍鶏が勝ちます。


そして立ち上がれなくなった雉を狩人が獲物とする訳です。


今ではその様な猟をするフィールドも有りませんが、

色々な猟の文化も年々なくなって参ります。


決して日本人は農耕文化だけでは



なかったのですが・・・









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