京都の厨房機器屋オヤジの日記

普通の冷蔵庫で三日間、お肉をノンラップで収納しますと重量目減り率は
８６，６％,恒温高湿庫ならその目減り率は９８，７％に抑えます（タテ型）

今回は 恒温高湿庫 （冷蔵庫）の巻です。

冷蔵庫に野菜やお肉、魚などを入れますと

なぜ、萎れたり乾燥したりするのでしょう？

液体が気体に変わると熱を取る、冷やす法則です。

このために庫内が冷えると湿気が失われます。

通常冷蔵庫の庫内湿度は約６０％です。ここに

水分が約９０％の野菜を入れておきますと乾燥して

萎れてしまうのは当たり前です。

お肉でも魚でも調理されたもの全てがそうです。




普通の冷蔵庫に野菜を三日間、ノンラップ収納しますと重量目減り率は
７９，９％、恒温高湿庫なら同じく８９，７％の違いです（台下タイプ）


ここで 恒温高湿冷蔵庫 が活躍します。

庫内湿度は８５～９０％有り、温度も一定で無風です。

おまけに庫内中心温度は＋2℃で、ラップもせずに収納出来ます。

開店時間まえのアイドルタイムに刺身の船盛や盛り付けした料理を

そのままノンラップで保管出来ます。

作り置きでローコスト、作業効率はアップと良い事ずくめです。

あとはお客様のために、美味しい料理を作るだけです。

その為だけにエネルギーをお使い下さい。