2009年07月11日
つるつるうどん
夏の冷やしうどんの美味しいこと!
私は蕎麦よりもうどんが好きで、実は夏でも冷やしでなく
上等の鰹と昆布のダシでキザミ葱を少々入れ、
一味唐辛子を効かせてフーフー食べる熱い素うどん。
関東ではかけうどんと言うそうですが、
何も具が入っておりませんので、いいダシでなければ駄目です。

羽釜のうどん釜です、お湯が対流でよく廻ります
冷凍麺が出だした頃に、それで冷やしうどんを作って食べまして、
友人に奨めたところ、
「麺なんて冷凍出来るのか?出来たとしても美味い筈がない!」 の
一点張りで、やっと食べてくれるまで三年かかりましたが、やはり
「美味い!」 との事です。
湯がく機器を 厨房屋 では湯煎と言いますが、正式には
うどん釜 です。
湯量が多く、グツグツと煮立っていなければ美味いうどんは
湯上がりません。

大型店でどんどん湯で上げますが、勿論湯でかごなしの泳がせです
何時もビニール袋に入ったうどんを食べておりますが、
自分で生うどんから練って食べる、先ほどの友人がたまに
呼んでくれます。
● 一人前100~120g
● うどんに付いた打ち粉やクズをよく振るい落としてから釜に入れる
● 固まらないように少しバラしながら釜の中央部に入れる
● 釜に入れたら、箸を斜め横から湯に入れて、数字の8の字を
描く様に釜の底のうどんを浮きあがらせる
● 湯は沸騰させるな、ただ湯上りの際は目一杯の強火でうどんをシメろ
蕎麦打ち好きと同じ様に能書きを垂れながら、大汗で頑張ってくれますが、
違うところはお題目の様に掛け声をあげながらの作業です。
忘れない様にやっているのか知りませんが、
私は大笑いしながら、今や遅しと鉢と箸を持って待っております。
鉢に入れてくれたうどんにダシをかけ、葱を落として唐辛子、
「アー、もうアカン、うまいわー なあヨッちゃん」
「三年やってるで、三年経てば子も三つて言うやろ」
「誰でも一つくらい取得は有る言うけど、アンタはうどんや!」
「照れるなァーもう、今度は嫁ハンも連れて来いや!」
日本は平和なのです。
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京都紫野厨器特販
〒 603-8303
京都市北区紫野十二坊町 8-31
TEL 075-417-2714
FAX 075-417-2715
E-mail : kokoro@murasakinotyuuki.com
URL : http://www.murasakinotyuuki.com
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Posted by 旅の途中 at 00:01│Comments(0)
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