京都の厨房機器屋オヤジの日記

ショットガン　の種類で

サイド・バイ・サイド　と呼ばれる銃が有ります。

水平の二連銃　ですが、昔から有るために私の若い頃は

何か野暮ったくて田舎臭くて嫌でしたが、この歳になると

中々その味が見えます。　質実剛健な　プライド・ガン　です。



雪の中を向こうの山の麓からこちらへ帰って来る猟友二人、
川の左右を歩いてますが、雪の日は軽いサイドバイサイドです。


昔の映画で、「真昼の決闘」で、保安官のワイアット・アープを

助っ人する医者の、ドッグ・ホリディーが長い乗馬コートの

脇からゾロリと伸ばした　ウインチェスターの水平二連　は素敵でした。


軽くて丈夫で操作が簡単で、男が留守の時は女性でも暴漢を

撃退出来ます。発射しなくとも　防犯効果　は有るのです。

米国の田舎では護身用　の為に必ずと言って良いほど

水平二連のショットガンが一丁は有った　と言われておりますが、

今でもサイドバイサイドやリピーターガン（繰り出し連発）を

家に用意していたり、ピックアップトラックに常時積んでいます。

ライフル協会　の力が強いのか？　相変わらずの自分の身は自分でと

言う様な開拓精神か他人は信用できないと言う多国籍国家の所以か？

米国は米国の事情が有りますから我々がとやかくは言えません。

しかし、ライフル協会の条文　には

「我々が昔から皆が銃を持つのは人を殺める事では決してなく、
我々の政府や軍や警察が民主主義を忘れ、国民の為にならない事を
したり、独裁的になった時の為に我々は我々と国民と家族と米国の
為に銃を持っていなくてはならないのです」

中々　言い得て妙　です。

「与えられた自由は自由でない」と言う事すら理解出来ない人　とは

考え方が随分と違います。

この様な事を言っていますと怒る方も大勢いらっしゃいますが、

これは見解の差で、　自分の国の憲法くらいは自分たちで決めたいな・・

当たり前でそう思っておりますだけですからなにとぞご勘弁下さい