京都の厨房機器屋オヤジの日記

この　モヤモヤ　したものは何だろう？

あのテレビを見てから　心が晴れません。




猟友のF氏は猟が終わると現場でブラッシングされます。
フィールドのイガイガが脇などに付いて痛いのです。
S氏などは帰宅してお風呂に一緒に入りますが、決して
愛犬家だからではなく、いやしくも犬を飼う者のたしなみと心得ます。


きっと見た方も沢山いらっしゃると思いますが、

一ヶ月前にもなりませんが、夜のテレビで舞台はオーストラリア、

毒蛇に噛まれた秋田犬が安楽死？（処分）されてました。

話の内容は、４０歳前くらいの豪人夫婦が獣医に現われた所から

始まりまして、夜中に表で飼っている秋田犬があまりに騒がしい　ので

見に行くと、庭に侵入した大きな毒蛇を噛み殺していたが、自身も噛まれた様だった。


翌日になって見ると調子が良くなさそうなので連れて来た　との事でした。

秋田犬も写っておりましたが、ご存知の様に日本犬はあまり表情を

出しません。しかし飼い主と一緒の外出で安心しているのか、

尾はくるっと巻いて怯える表情どころか周りを睥睨し、
「また俺が守ってやる」と言う様子　です。

獣医曰く、

「調べて見ますと強い毒が全身に回っているから、表情には出てないが
きっと苦しいはずだ。　これを治療しようとすれば大変に苦しい思いをさせて
しまうので安楽死（薬殺）させてやるのが良いのじゃないか？
一晩預かるから明日にでも返事をして欲しい」

一緒に来ていた１０歳の息子と夫婦は　この１４年間飼っている秋田犬を

どうすれば良いかを考える為に帰宅しました。


この時点でオッチャンの心は張り裂ける　のです。

クルクルッと尾っぽを振りながら見送っている秋田犬を見て、日本犬として

一杯一杯の気持ちを見せている秋田犬の心を思うのです。

くそ、くっそぅ～・・・　　続きは今度だァ！！