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2009年08月23日

お前がいなくちゃ駄目なんだよゥ~


前回に書きました様に、中々良い犬には恵まれず

父は取っかえ引っかえと子犬を買っては参りますが

その度に失望しまして子犬をチェンジします。

「良い犬を持ちたいハンターとしての心構えは、犬に情を持っては
いけない。 チェンジが悲しくて出来なくなる。
しかし、運良く良い犬に巡り合ったら終生の仲だ」



お前がいなくちゃ駄目なんだよゥ~

今までの私のエースです。オールエイジ・パラディンの
米系ポインターですが、やはり30年前のワンショットです。



しかしチェンジする犬の行き先には神経を使いまして、そこそこの

素質を持った子犬で有れば愛犬家としての志のある猟友に

差し上げ、また猟犬としては今ひとつと言う場合はご近所の犬好きや

知り合いに飼って貰っておりました。



当時としましてはポインターに限らず、純血種の犬は珍しくて

血統書を付けて差し上げますと皆喜んで貰って下さいました。


しかし、幼少の頃の私は、来るたびの子犬に名前を付けて可愛がって

おりましたので、薄情な父 に見えました。


ある日の事、父と歩いておりますと、道端に子犬の捨て犬がおりまして、

ブンブンと尻尾を振って私に走って着ます。


私はあまりに可愛いさに、抱いてやろうとしましたら 父が、

「触るな、お前が一生大事に出来るなら良いが、今は飼育出来ない。
飼う事が出来ない以上、触るな!お前だけでなく、その子犬も
可愛そうだ」


その時は 「何と言う親父だろう、哀れみも憐憫もないのか?」 

憤りを感じましたが、今になりましてはそれなりの責任感の有る

愛犬家だったと
理解が出来ます。


父は父なりの断固たる考えの元で犬に接して おりました。

それは縁有って自分の元に来た犬は手元に置いては勿論大事にしますが、

その犬の持つ素質に見切りをつけ、手放す場合においても

絶対に志の低い人には差し上げませんでした。



「飼えなくなったら声を掛けてください」

この様に言って血統書と人間が食べる沢山のお菓子とともに

犬を連れて行って、そこで何やら犬に耳打ちして新しい飼い主に

挨拶して帰った
と、親父の古い猟友が後年になって聞かせて

くれましたが、 「親父さんはその都度寂しがっていたぞ」 とは

少々泣かされました。







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