2009年08月27日
純情な?パンは何処に・・
来週に大津市に納入しますベーカリーデッキオーブンです。
昔からの京都のお得意様のパン屋さんから独立されて
頑張って ご自分と奥さんとで開業なされます。
お若い頃から出入りしておりますのでよく存じておりましたが、
無駄口無しのガンバルマン でした。
聞けば、幼少からご苦労なされ、ご主人も人一倍気にかけて
パン屋として育てたとの事でしたが、

ベーカリーデッキオーブン、3相200V
幅1680×奥行き1655×高さ2090(mm)
横6枚差×6段(計24枚)。サイズは色々有ります。
大将曰く、
「こいつは思わん純情な男で、何の心配もいらん奴やったわ~」
「思わん」ちゅーのはそら違いまっせ大将、
「純情」ちゅーのは当たり前ですがな、
大将の考えたはる純情と言うのはおとなしい {深窓の令嬢} とか
何も苦労を知らない {良い育ちのお坊ッちゃん} の事を純情と
思ったはるのと違いますか?
「そうやな、我々みたいに生きて行く事が必死な連中とはちょっと
違う、苦労無しの真面目な人は純情なんちゃうか?」
それは大将、ただの世間知らずですがな、 純情とは程遠いでっせ。
純情とはこの若い人の様に、自分の責任でも何でもないのに、
生きて行くのに苦労しはって・・・
その為には自分ではやりとない事もやって、人に対しても言いとない事も
言うて大きなって来はった筈や・・・ 生きて行く為や。
そんな人が、もうこんな事は人にしたくない! こんな事も今後は
絶対に人に対して言いたくない! と誓う心、そう思って生きる
心が純情なんでっせ!
ドブの水を吸って生きて来た人、血の小便をして苦労して来はった人、
そんな中に純情な人が僅かにい居はる。
それ以外に純情な人なんて見た事もおへんわ。
「何やな、えらい気張って講釈言うてくれはるけど、アンタも
純情なんかいな?」
ワシも人並みの苦労はさせて貰うてますけど、心がアカンかったし
純情にはなれまへんでしたな。
「何や、オレと一緒かァ~ アカンがな!」
何時もパン屋の大将とはこんな調子ですが、今度独立される若い
ご夫婦には
純情なパンを焼いてくれーッ と
オッチャンは 心で叫ぶのです。
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京都紫野厨器特販
〒 603-8303
京都市北区紫野十二坊町 8-31
TEL 075-417-2714
FAX 075-417-2715
E-mail : kokoro@murasakinotyuuki.com
URL : http://www.murasakinotyuuki.com
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Posted by 旅の途中 at 00:02│Comments(0)
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