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2009年12月25日

一瀉千里の上汗


前回からの続きで、鳥猟犬の

バードワークにつきまして書いて見ますが、

鳥猟犬と申しましても

猟野に潜んでいる鳥を探す、探索犬と

探索犬が突き止めた鳥を撃った後に回収します


回収犬が有りますが、私が何時も書いておりますのは

ラブラドールやスプリンガ・ースパニエルなどの回収犬ではなく
(スプリンガーなどは捜索もしますが、ポインターやセターには
一歩も二歩も遅れますので回収犬として使役する方が良いです。
スプリンガーファンには怒られるかも知れませんが、回収も
ポインターやセターの方が早くて正確です)


ポインターやセターなどの探索犬の事です。


一瀉千里の上汗

30年ほど前に在舎しておりました 「リー」 ですが、
中々の頑固者で、生後約1年くらいのワンショットです。
毎日ヤードロープを装着して訓練しますがなんのその、
飛ぶ様に視界から消えて行きます。



風を使い、鼻の位置は高く(高い方が遠方の臭いが採れます)

鳥臭を採れば速やかに、鳥が飛び立ってしまうギリギリまで近寄り

微動だにしなく、ハイヘッド、ハイテールスタイルで止まる、

この動作をポイントと言いまして、ポインターの語源です。



この一連のワーキングを、スピーディーに美しく、見る人を

感動せしめるくらいにやってのけますのが訓練された犬です。

ここまでになりますのは、オーナーの弛まぬ努力と

トレーナーの情熱が有ってこそで、素質の良い犬が訓練と経験を

沢山積み込まれてこその結果です。



ただ飼っているだけの猟犬でも、よくよく猟に連れ出せば

鳥くらいは探索している様ですが、見せ場が有りません。

最初から終いまでダラダラとメリハリもなにも有りませんので

美しさどころか、そこには何の感動も喜びも有りません。

ただ、鳥を出しましたから撃つだけです。



ポインターやセターとしての形では生まれてますが、

可哀想に、スタンダードなポインターやセターにはなっておりません。

鳥猟犬には程遠いものとなります。


訓練には大変な時間とエネルギーを使いますので

鳥猟犬を飼うのは余程の覚悟がなければ可哀想です。

ゆめゆめ思い立って飼うことだけは避けて欲しいものです。


自分にも、犬の為にもです・・・














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Posted by 旅の途中 at 09:02│Comments(0)鉄砲撃ちの話
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