京都の厨房機器屋オヤジの日記

子供の頃に、近所の京都府立植物園に
アメリカの進駐軍が降りました事は前回に
述べましたが、

そこの文官が拙宅の町内の大きな家の離れに
家族で住んでおりました。




これは業務用のタテ型冷凍冷蔵庫では
一番小型のタイプですが、１９５５年頃の米国人家庭には
このサイズの家庭用のゼネラルアプライアンス製か
ウエスティングハウス製の冷凍冷蔵庫が
堂々とキッチンに鎮座しておりましたデスゾ！


そこには私と同い年の少年がおりまして
たしかステイーブと言う名前で、妹もおりましたが
名前はわすれました。

何時も一緒に遊んでおりまして、家に上がると大きな
冷蔵庫が有りまして、今思えばゼネラルか
ウエステイングハウスの大きな冷蔵庫です。

その頃の小生の家の冷蔵庫は、朝一番に氷屋が
カチ割氷を持って来まして、それを入れて翌朝まで
庫内を冷やす訳ですが、この冷蔵庫は氷も作ります。

何時も親父には　「遊びに行くな！」　と言われておりましたが
「氷が出来る冷蔵庫を見た！」　なんて言ってはバレてしまい
何時も怒られておりました。

野戦帰りの親父にして見れば、面白くはなかったのでしょう。

それだけではなく、私が高校生になった頃にはじめて見た
テイッシュペーパーもその頃には使っておりました。

１９５５年頃に、取っても取っても出て来るテイッシュペーパーは
やはり大きなカルチャーショックでした。

子供心に、この紙は何だろう？と思って
２～3枚を貰ってポケットに忍ばせておりましたが、

洗濯の時にポケットの中を見つかって、

またまた怒られました。