京都の厨房機器屋オヤジの日記

「えらいこっちゃ！　冷えんようなったー」

ご近所の酒屋さんからのお電話ですが、

「新しいのを明日持って来て～！　ン、　無理か？」

はい、無理です。




幅１８００×奥行き８００×高さ１９５０（ｍｍ）で３相２００V
１４９２リッター、定価は１，３６９，２００円、弊店販価は
５３３，９８８円、勿論新品です。


昨日から調子が悪く、これまでに何回もガスチャージや修理 を

されているのですが、ボチボチの様子の１５年選手 ですから

「大将、早めにチェンジしませんといきなり駄目になって往生しまっせ」

ご忠告させて頂いてはおりましたが、たらかしたらかしで使っておられ、

お盆休みに入ってダウン です。

メーカー出荷部も一週間休みで、それから手配しても納入まで早くて

三日はかかります。

「お盆休みで張り切って、冷えもんがよく売れると思い、沢山
いれすぎたのかな？～」

それも有りますが、やはり暑くなって限界だった のでしょうね。

転ばぬ先の何とかとは言いますが、決して安い物では有りませんので

中々私でも冷えている間は買い替えの踏ん切りは付かない と思いますが、

ご商売に使う、 絶対に必要な物でしたらそこは無理のしどころ です。

「人事だと思って気楽を言うな～」

ごもっともです。



























  

お盆休み前の最後の納品 ですが、

木屋町の小さなバー でした。

「これで保健所が来て、OKを貰ったらオープンだ！」

マスターの気合も入ってます。




カウンターの下にきっちりはまった２ドアの
台下冷蔵庫、定価は３６７，５００円で新品販価が７７，１７５円
こんな調子で良いのでしょうか？



女気なしでされるんですね

「当ったり前ですよ、色気がいいならよそへ行ってくれってんだ」

へーえ

「野郎同士なら張ったりも、大きな事も言わないからいいよ」

そんなもんですか？

「そんなもんなんやで」

どんな話をするんですか？

「野郎同士の話だよゥ、でも男の話はやっぱり色気があるな」

じゃーやっぱり色気じゃないですか？

「判んねー男だなァ、いっぺんおいでよ」

マスターは化粧はしてませんよね～

「終いに怒るよ」

えらいすんまへん！

こんな調子でお盆を迎えます。